キンダーキッズと保護者の皆さまをつなぐフリーマガジン「Hiraku(ひらく)」!
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現代の、子どもたちの体に起きているさまざまな異変。お子さまは大丈夫?
生活が便利になるにつれ体を動かす機会が減り、お外で体を動かして遊ぶことも少なくなりました。
運動神経・筋力が鍛えられず、体のバランスを崩したとき、とっさに手がでなかったり、体を支えられずに頭や顔をケガしたりする子どもが増えています。
*スキャモンの発達・発育曲線 Scammon R. E. (1927)
The first seriatim study of human growth. Am J Phys Anthropol, 3, 329-336.
人は生まれてから成人するまで、脳や体が発達していきます。
グラフの図は、20 歳になるまでの成長度合いをグラフで示したものです。
“ 神経型”を見ると、5・6 歳まで著しく発達し、10歳頃までには成人と同じくらいまで成長することが分かります。この時期に習得した動作は大人になるまで、体が覚え、歳をとっても忘れることはないそうです。また、幼児期を過ぎてからでは克服しにくい“ 不器用”や“ 苦手”といった要素も、この時期に感覚を発達させることで軽減できると言われています。
●神経型 … 体を器用に動かすことやリズム感を担う
●リンパ型 … 免疫を向上させる扁桃、リンパ節など
●一般型 … 身長、体重、肝臓、腎臓など
●生殖型 … 陰茎、睾丸、卵巣、子宮など
■ほとんど毎日 ■ときどき ■ときたま ■しない
*スポーツ庁 「平成28 年度体力・運動能力調査結果の分析」
初めに運動やスポーツをすることを「苦手」と感じた子どもは、学年が上がっても男の子は半数強、女の子は約8 割が「苦手」のままであったという調査結果がでています。
文部科学省「平成25年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」
子どもには、つい「いろいろ教えてあげなければ」と思ってしまいがちですが、ご家庭で運動をするときは多くの指導は必要ありません。
自由に動ける空間で一緒になって遊び、子どもがいかに楽しめているかが重要です。
スポーツ系の習いごと
12歳までは、あらゆる動きを経験することで、重要な身体能力の基盤が培えることがさまざまな研究で明かされています。幼児期の習いごとは、楽しい遊び要素を大切にしている教室がおすすめです。
文部科学省は、幼児期の運動不足は改善すべき課題だとし、「幼児はさまざまな遊びを中心に、毎日合計60分以上、楽しく体を動かすこと」を奨励しています。
5分でも10分でも子どもが自発的に体を動かせる環境をつくり、積み重ねていきましょう。
運動は、特別なスポーツでなくても大丈夫です。
子どもにとっては、簡単なお手伝いや、じぶんの荷物はじぶんで持つことも、貴重な運動体験になります。
お家でできる
床の雑巾がけ腕・脚をよく動かす
お布団を敷く腕・脚をよく動かす
飲みものの入ったコップをテーブルに運ぶバランス感覚の体得
玄関の靴をそろえる体の動かし方
キンダーキッズでは、日々のレッスンに、ゲームや運動、ダンスなどを取り入れ、頭・心・体をフルに動かし、楽しみながら効率よく学習できるようカリキュラムを工夫しています。P.E.( Physical Education)では、お友だちと目標を共有し、みんなで同じ方を向いて共振するといった集団の大きな流れに参入することで、自ずとみんなと一緒に運動する楽しさを体験します。次々に繰り広げられるワクワク感や、手を伸ばせば達成できる目標を組み込み、「やってみたい!」「面白そう!」「楽しそう!」といった意欲を掻き立てる運動(遊び)を届けています。
こうした運動を通じ、身体能力だけでなく、社会性や協調性、忍耐力などの非認知能力にも働きかけ、生きる力の土台を育てています。
いつもHirakuをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
このたびは、たくさんの皆様にアンケートにご協力いただきまして誠にありがとうございました。
プレゼント抽選のランチバックご当選者の発表は、スクールより賞品のお渡しをもってかえさせていただきます。
これからも、キンダーキッズ、Hirakuをよろしくお願い申し上げます。
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